ミシンが主役の作品展 作家紹介②

「ミシンが主役の作品展」に出展中の作家さん達の経歴や想いなどをご紹介。
作家の皆様に作品の制作秘話なども伺いました。
今回は、キルト作家 笹倉幸子さんをご紹介します。

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【笹倉 幸子さんプロフィール】
1987年 手縫いのパッチワークを始める。
1997年よりミシンキルトに転向して現在に至る。
2007年より(公財)日本手芸普及協会ミシンキルト本部講師、
2012年より (株)日本ヴォーグ社キルト塾講師を務める。
著書「Cats&Flowers」 (日本ヴォーグ社)

【作品を作る上で心掛けていること】
トップのアップリケであれば、ステッチのひとつひとつをきれいに正確に時間を惜しまず、又キルティングもトップと同様に魅せるためのキルティングをいつも考えています。

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【作品ピックアップ】
「ひまわり」

ご案内ハガキに使わせていただいたキルトです。
笹倉さんからは、
『江戸時代後期の江戸琳派の画家鈴木其一の「日向葵図」より引用したものです。
現代の向日葵の花のような華やかさや力強さはない向日葵の花を布を使わずペイントで表現してみたかった作品です。濃い布の上に色を出す事に悩みました。が、背景の布と向日葵の遠近感が思いのほか良かった結果になりました。』
とコメントをいただきました。
黒のプリント柄が墨絵のようにも見えます。
近くで拝見すると、ひまわりの花と葉の部分の細かいステッチに目を奪われます。

ひまわり

「源氏の夢」

メインの建造物は、神奈川県鎌倉市にある鶴岡八幡宮本殿がモデルです。

本殿の写真(ご自身で撮影)をもとに表現し、背景に使用したモンキーレンチのパターン配色は、木・空色に変えて作ったそうです。
注目していただきたいのは、背景のキルティング。
鶴岡八幡宮の神紋である鶴がキルティングされています。
本殿のリアルな表現と背景の柔らかい色合い、細やかなミシンステッチ、
そしてボーダーの和風パターンに魅了されます。
いにしえからの日本の美と現代の美が融合された作品となっています。
ぜひ、細部までご覧いただければと思います。

源氏の夢

鶴のキルティング

 

そのほかにも、「桜」、2階に上がる階段のところに「生命の木」を展示しています。
「ひまわり」と「源氏の夢」の間に展示してある「桜」は、布のグラデーションを生かしたデザイン、ミシンステッチ、花の縁に施された細かい刺繍ステッチにも注目です。

さくら

ぜひ、実物をご覧にギャラリーへいらして下さいね。
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<ミシンが主役の作品展>
【1F・2Fギャラリー】
【日時】2019/8/30(水) 〜 10/9(水)
【時間】11:00〜18:00 / 最終日16:00まで *休廊日:木
【出展作家】
窪田光土里/笹倉幸子/菅原順子/堀北直美/田中美保子【エントランスギャラリー】
木下美津子とニードルスターによる小作品展示・販売会
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