50周年アメリカンキルトにおける抽象的なデザイン展
日本への旅
https://www.internationalquiltmuseum.org/exhibition/adaq-japan
日本のキルトの先駆けとなった作家たち
5月19日(金)〜6月14日(水)木曜休廊
11;00 〜18:00 (最終日〜16:00)
日本のキルトの幕開けに立ち会い、先駆けとなった10人の作家たち。それぞれが独自のスタイルを築き日本のキルトを牽引してきました。現代日本のトップキルターの作品が集まりました。日本のキルトの歩みに想いを馳せてご覧ください。
出展作家
岡野 栄子、片桐 好子、黒羽 志寿子、郷家 啓子、小関 鈴子、小西 春江
齋藤 泰子、栄美子 戸田 ローブ、畑野 昭子、藤田 久美子
1972年ニューヨーク ホイットニー美術館で開催された*「アメリカンキルトにおける抽象的なデザイン展」はキルトがアート表現として認められた大きな節目の展覧会となりました。そして1975年日本に巡回し、多くの女性の心を捉えました。資生堂ザ・ギンザのオープニング企画として開催された「アーリーアメリカンのキルティング展」、日本のキルトの幕開けです。
**International Quilt Museum は「アメリカンキルトにおける抽象的なデザイン展」の50周年を記念したプロジェクト一環として、当時日本に巡回した「アーリーアメリカンのキルティング展」を見ていたかもしれない先駆者10名に50年前の作品からインスピレーションを得て自身の素材、テクニック、感性での作品制作「Journy to Japanー日本への旅」を依頼しました。出来上がった作品は2021年にIQMで開催された展覧会「Abstract Design in American Quilt 50」に展示され、その後IQMの収蔵作品として美術館に保管されています。
*「アメリカンキルトにおける抽象的なデザイン展」
**International Quilt Museum(IQM)
***「Abstract Design in American Quilt 50」
実際に収蔵されている作品を見ることはできませんが、このプロジェクトに参加した「日本のキルトの先駆けになった作家たち」の作品を鑑賞し、いつか美術館に収蔵された作品が日本でも公開されることを期待しましょう。